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経済なんでも研究会
利上げは 出来るのか? / アメリカ (上)
2015-03-24-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ イエレン議長の苦悩 =アメリカの中央銀行であるFRBはFOMC(公開市場委員会)を開いたあと、金融政策の方向に関する声明を発表する。もちろん目下の焦点は、政策金利を引き上げる時期。ところが最近の声明では、利上げに関する姿勢の表現は“言葉の遊び”の感じが濃く、全く判りにくくなってしまった。

たとえば昨年10月までは「ゼロ金利政策を相当な期間にわたって維持する」と判りやすかった。だが12月になると「利上げ出来るような環境を忍耐強く待つ」に変わる。さらに先週18日に発表された声明では、この“忍耐強く”の表現が削除された。これだけなら誰もが「FRBによる利上げの時期は近づいた」と解釈しただろう。

ところが声明では同時に、経済成長率やインフレ率の見通しを大きく下方修正した。景気が悪化すれば、当然ながら利上げはできない。この点から考えれば、利上げの時期は遠のいた。ニューヨーク市場は迷ったあげく、利上げは見込まれていた6月よりも9月の公算が大きくなったと判断。18日のダウ平均は大幅に上昇した。だが19日になると心配が再燃、株価は反落している。

とにかく、イエレン議長は大変である。利上げが近いと言えば、株価は下落してしまう。と言って、いつまでも利上げしないわけにはいかない。なんとか市場を慣らして、大きな動揺なしに利上げを実現したい。この気遣いが、声明文の表現の変化となって現れているのだろう。だが果たして、市場をそこまで教育できるのだろうか。そして、もう1つの心配も・・・。

                                 (続きは明日)


      ≪23日の日経平均 = 上げ +194.14円≫

      ≪24日の日経平均は? 予想 = 上げ

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