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経済なんでも研究会
見えてきた 好循環の芽 : 景気 (上)
2015-03-31-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ 家計の実質支出がプラスへ = 総務省が発表した2月の消費者物価は、生鮮食品を除いた指数で前年比2.0%の上昇だった。昨年11月の2.7%上昇に比べると、目立って上昇幅が縮小している。注目すべきことは、消費増税の影響を差し引くと前年比の上昇率がゼロになった点。原因の大半は、原油価格が下落したことにある。たとえばガソリンの小売り価格は15.4%も安くなった。

同じく総務省が発表した2月の家計調査では、2人以上世帯の平均消費支出は26万5632円だった。前年と比べた実質支出は2.9%の減少。まだマイナスの域を出ないが、たとえば1月の5.1%減少に比べると減少幅はかなり縮小した。原因は増税による駆け込み需要の反動が和らいできたこと。それに実質収入の減少幅が縮小してきたこと。たとえばサラリーマン世帯の実質収入は前年比0.7%の減少となっている。

実質収入というのは、実際に受け取った月給やボーナスから物価の変動分を調整した金額。つまり実質的な購買力と言っていい。物価が上がるほど実質収入は目減りするから、物価の上昇が小さくなると目減り分が縮小する。2月の場合は、こうした現象が起きていると考えられるわけだ。

4月になると、物価の面では消費増税の影響が消える。そうすると、消費者物価の上昇率は前年比で横ばい程度になる公算が大きい。その一方で、新年度からは賃上げの効果も出てくる。そこで実質収入がプラスに。結果として実質消費もプラスへ。これが景気の好循環を生む起爆剤となる。ただし「花には雨」のたとえ通り、そこへたどり着くまでにはいくつかの条件があることも確かなようだ。

                               (続きは明日)


      ≪30日の日経平均 = 上げ +125.77円≫

      ≪31日の日経平均は? 予想 = 上げ

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