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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 破綻した 太陽光政策 ②
2015-04-11-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 発電設備の認定量が激増 = 電力会社による再生エネルギー発電の強制買い取りは「エネルギー供給構造高度化法」に基づいている。この法律を作成中だった経済産業省は、太陽光発電を20年に2800万㌔㍗。原発にして25基分にまで増やそうと目論んでいた。そして12年7月に、買い取り開始。

スタート前の12年6月末、再生可能エネルギーの発電設備導入量は560万㌔㍗だった。それが13年10月末には1126万6000㌔㍗に急増している。ところが増加した分の97%が太陽光発電設備。たとえば風力は1.2%を占めただけ。太陽光発電への集中は、異常なものとなった。

さらに不思議な現象も発生した。この間の認定総容量は2453万2000㌔㍗にも達している。しかし実際に運転を開始したのは566万6000㌔㍗。認定分の23%しかない。こうした太陽光発電への偏重と、大量の運転しない設備を生んだのは、買い取り制度に大きな欠陥があったためである。

スタートした12年度の買い取り価格は、1㌔㍗=42円。この価格を10KW以上の設備については20年間、10KW未満は10年間保証した。この価格は、経産省が太陽光発電を普及するために作った異常に高い水準。安心して儲かる計算だから、業者が認定申請に殺到したのも無理はない。また認定時に権利を獲得できたため、設備コストの値下がりを待つ業者、権利を転売する業者も現われることになった。

                              (続きは来週サタデー)


      ≪10日の日経平均 = 下げ -30.09円≫

      【今週の日経平均予想 = 4勝1敗】

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