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経済なんでも研究会
カギは 4月の雇用 / アメリカ
2015-05-05-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ ムードが一変する可能性 = アメリカでは1-3月期のGDP成長率が年率0.2%にまで急低下して、大きな波紋を生じている。この季節にはいろいろ悪条件が重なったため、成長率は1%程度に減速すると予想されていた。しかし予想を大きく下回ったことから、アメリカ経済の先行きを不安視する見方も台頭している。

悪条件というのは、ドル高と原油安。それに東部を襲った大寒波、西部の港湾ストなど。米商務省が発表したGDPの内容をみると、個人消費は前期の4.4%増から1.9%増へ鈍化。設備投資は3.4%減、輸出は7.2%減へと縮小した。特にドル高、寒波、港湾ストの影響を受けた輸出の減少ぶりが大きい。

こうした経済の停滞を反映して、1-3月期は雇用情勢の改善も一休みとなった。景気の回復を反映して毎月25万人のペースで増加してきた農業を除く雇用者の増加数は、3月になると12万6000人に急減。関係者を驚かせた。しかし寒波と港湾ストはすでに消滅、ドル高はストップ、原油価格は反騰に転じている。したがって4月以降は、雇用の改善も元のペースに戻るという見方は強い。

仮に4月の雇用者増加数が20万人を超えれば、この楽観論が力を得ることになるだろう。4-6月期のGDP成長率も2-3%に回復するという予想が強まるに違いない。だが反対に雇用者の増加数が20万人を下回ると、景気の先行きに対する悲観論が広まる可能性が高くなる。重要性がいつにも増して強まった4月の雇用統計は8日に発表される。


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