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経済なんでも研究会
「5月は買い」だった
2015-06-02-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ 月中1043円の値上がり = 「5月は売り」の格言は、すっ飛んでしまった。連休があった関係で営業したのは18日だけだったが、そのうち16日は株価が上昇。下落したのは、わずか2日という驚くべき成績を残している。日経平均は月中1043円の値上がりだった。正に「梅雨入り」の予報なのに、連日の晴天に恵まれた感じである。

4月後半から5月にかけて、大企業は3月決算の内容を公開する。このとき企業側は翌年3月期の見通しも発表するが、多くの企業は将来の不確実性を理由に慎重な見方をしがちだ。それが株価の売り材料になり、「5月は売り」の格言が生まれたという。ところが、ことしは楽観的な将来見通しを発表した企業が多く、「5月は買い」になった。たとえば日経新聞の集計によると、15年3月期は7%の増益。16年3月期の見通しは13%の増益となっている。

業績見通しが好転した原因は2つある。1つは円安傾向が続きそうなこと。円の対ドル相場は先週、12年半ぶりに124円台まで下落した。FRBのイエレン議長が「利上げは年内のどこかで」と言明したことが響いている。今後どこまで円安になるかは予測できない。しかしアメリカ国内で“利上げの火”が消えない限り、大きく反騰する可能性はきわめて小さくなっている。

もう1つは、消費増税の悪影響が消えること。4月からは物価の上昇幅が小さくなって、実質賃金がやっとプラスになると期待される。このため消費が増加に向かい、日本経済は景気回復のスピードを上げる可能性が出てきた。円安と消費の増加は、輸出産業と内需産業の両方に恩恵を与える。こうして企業が将来の業績に自信を持ち始め、それを反映して「5月は買い」のドラマが演出された。

      ≪1日の日経平均 = 上げ +6.72円≫

      ≪2日の日経平均は? 予想 = 上げ


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