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経済なんでも研究会
観光白書の 盲点
2015-06-12-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ 新しい数字を除外して作成 = 政府は9日の閣議で、15年版の観光白書を承認し発表した。それによると、14年中の訪日外国人数は1341万人。前年より29.4%の増加だった。また外国人の延べ宿泊者数は4482万人で、前年を33.7%上回っている。このため東京や大阪のホテルなどでは客室稼働率が急上昇、宿泊設備の不足が大問題になってきたという。

外国人旅行者による消費支出額も2兆円を突破した。最も多いのは“爆買い”で知られる中国人。消費額は5583億円にのぼった。第2位は台湾の3544億円、次いで韓国の2090億円などとなっている。1人当たりの買い物代金でも、1位は中国人で12万7443円だった。アジア系の旅行者は電機製品や化粧品など物品の買い物が多い一方、欧米の人は歴史や文化をめぐる旅行に関心があったという分析も紹介している。

こうした記事を読んで「なるほど」と思った人は多いだろう。だが実は、この白書の数字は古い。たとえば訪日外国人数は413万人。旅行消費額は7060億円。中国人の消費は2775億円。その1人当たり支出は30万円。---ことし1-3月期の集計である。3か月間の数字だから、14年の結果と比べるとき1人当たり以外は4倍にしてみてください。

こんな新しい数字があるのに、白書は古い数字しか採用しなかった。15年版の白書だから、前年の成績だけで構成した。お役人はそう言うかもしれない。しかし外国人旅行者の急増が話題になっているとき、これでは対応が追い付かない。せめて参考資料として添付してもらいたかった。閣議で形式的に承認するから、こんな問題が起きる。

      ≪11日の日経平均 = 上げ +336.61円≫

      ≪12日の日経平均は? 予想 = 上げ


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