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経済なんでも研究会
デフォルトは 不可避か / ギリシャ
2015-06-30-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ こじれた最終局面 = きょう30日は、ギリシャがIMF(国際通貨基金)に対する15億ユーロの返済期限。ギリシャ側はEU・IMFに「国民投票を実施するから、返済に必要な融資を」と要求したが、EU側はこれをあっさり拒否してしまった。したがって、ギリシャ政府がきょう中に「EU側が求める緊縮案」を呑まない限り、デフォルト(債務不履行)に陥る可能性はきわめて高い。

その一方で、ギリシャ議会はチプラス首相が要請した「7月5日の国民投票」を、賛成多数で可決した。こうした状況で、チプラス政権が急きょ「EU側が求める緊縮案」を丸呑みすることは、国内政治的に不可能だと思われる。ギリシャ問題は最終局面でボタンを掛け違い、デフォルトという谷底へ突っ込むしかなくなったようだ。

EU・IMF側は、ギリシャがデフォルトに陥り、さらにはEUから離脱することも覚悟したように見受けられる。ここでギリシャに甘い姿勢を見せれば、緊縮緩和の要求がスペインやポルトガルからも出かねない。そうなればEUの結束が脅かされる。それを避けるために、ギリシャに対して強硬な姿勢を崩せなかった。

もう1つ、ギリシャ問題は5年間も継続してきた。このためにEU加盟国のギリシャに対する債権は、民間ベースではかなり整理された。したがってギリシャがデフォルト状態に陥っても、5年前ほどの経済的な悪影響はないという判断もあったに違いない。ただしギリシャのデフォルトが、世界の債券・株式市場にどんな心理的影響を与えるかは不透明だ。

      ≪29日の日経平均 = 下げ -596.20円≫

      ≪30日の日経平均は? 予想 = 上げ


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