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経済なんでも研究会
上海株の下落 の イミ
2015-07-29-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 中国経済の先行き不安 = 中国市場の株価がまた下落している。上海総合株価指数は週明け27日、前週末比で8.48%下がって3726に低下した。この下げ幅は07年2月以来8年5か月ぶりの大きさ。あくる28日も続落して、終り値は3663になった。今回の下げには、いくつかの要因もからんでいる。しかし基本的な理由は、やはり中国経済の先行きに対する不安が消えないことにある。

中国には自社株の相場が急落すると、その企業が取引所に株式の売買停止を要求できるという奇妙なルールがある。6月に株価が暴落した際、このルールを使って多くの企業が売買を停止。一時は上海と深圳の両市場で、1473銘柄の売買が停止された。政府の露骨な株価対策によって株価が反発したため、今週はほとんどの銘柄が売買を再開した。その結果、個人投資家による売りが殺到。27日の急落は、この再開待ちの売りが最大の要因になったと考えられる。

また政府は株価対策として、大手企業に株式の売却を禁止。政府系金融機関に大量の株買いを命令するなど、ほとんど直接的な介入を実施した。今週はこれらの措置が撤回されるというウワサが広まり、これも下げ要因となっている。さらに政府のこうした露骨な介入を嫌がり、外国人投資家が市場から撤退したことも大きい。

だが基本的な下げの要因は、実体経済と株価の乖離。中国のGDP成長率は昨年の7.4%から、ことし上半期には7.0%へと鈍化した。しかし上海総合指数は昨年6月の2000前後から、ことし6月12日には5166まで暴騰している。この株価バブルがいま調整されている最中だ。政府は政策金利や預金準備率の引き下げなど金融緩和策を強化するだろうが、株価がどこまで下がればバブルの調整が終わるのか。もう少し時間をかけてみる必要がある。

      ≪28日の日経平均 = 下げ -21.21円≫

      ≪29日の日経平均は? = 上げ


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