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経済なんでも研究会
経常収支の黒字 8兆円 : 1-6月期
2015-08-13-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ 円安・原油安が大きく貢献 = 財務省が発表した1-6月期の国際収支速報によると、海外との総合的な取引状況を示す経常収支は8兆1835億円の黒字だった。半期ベースでは、大震災前の10年7-12月期に次ぐ大幅な黒字。昨年1-6月期は4977億円の赤字だったから、8兆6800億円も改善したことになる。改善の主な要因は、円安と原油安。

改善に最も貢献したのは、貿易赤字が劇的に縮小したこと。1-6月期は輸出が5.9%増加した半面、輸入は8.8%減少した。この結果、貿易収支は4220億円の赤字にとどまり、昨年同期の赤字5兆7794億円から大きく改善している。輸出の伸長は、言うまでもなく円安の影響が大きい。また輸入の減少は、ほとんどが原油安によるものだ。

海外への直接投資や債券・株式投資にからむ利子や配当金のやり取りを集計したのが、経常収支のうちの第1次所得収支。この項目は昨年1-6月期が8兆3348億円の黒字だったのに対して、ことしは10兆5114億円に黒字が拡大した。やはり円安で利益が膨らんでいる。またサービス収支も赤字額が縮小したが、ここでは円安で外国人旅行者が増加したことが寄与している。

円安や原油安の傾向は、まだ続きそうだ。したがって、経常収支の大幅な黒字基調も持続するだろう。その結果として海外との関係が深い企業は、現在の高収益状態を維持することが可能になる。企業がその利益を設備投資や研究開発投資、さらに人件費にどこまで支出するか。それによって、今後の景気動向が定まってくるだろう。

      ≪12日の日経平均 = 下げ -327.98円≫

      ≪13日の日経平均は? 予想 = 上げ


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