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経済なんでも研究会
値上げ必至の パン、うどん、中華そば
2007-08-28-Tue  CATEGORY: 政治・経済
国内産の小麦は豊作が予想されているのに、パンやうどん、中華そばなどの値上げが避けられそうにない。理由は小麦の国際相場が高騰したため。国際相場はことしになってから、約50%も上昇した。新興国の需要が増大していること、オーストラリアの干ばつ、アメリカの冷害。それにバイオ・エネルギーへの転用などが原因だ。アメリカ農務省の発表によると、世界の小麦在庫は30年ぶりの低さになっている。

日本の輸入小麦は、政府が商社などを通じて輸入したものを買い取り、これを製粉業者に売り渡す仕組み。その差益が、国内小麦の生産振興費に使われている。農林水産省は輸入価格の高騰を理由に、10月からこの売り渡し価格を一律10%引き上げることを決めた。主要5銘柄の加重平均でみると、1トン当たり4840円上がって5万3270円になる。

製粉業者も当然その分を上乗せして売るから、小麦を原料としている食品メーカーも値上げせざるをえない。当面は製粉業者や食品メーカーが1か月分ほどの在庫を持っているため、末端での値上げは11月ごろからとみられている。主としてパン、うどん、中華そば、それに菓子類などが対象。

日本の小麦自給率は06年度で、わずか13%。つまり需要の87%を輸入に頼っているわけだ。したがって国際相場が上昇すれば、どうしてもコストは高くなってしまう。つい先週22日のこのブログで、日本の食料自給率が40%を切ったと書いたばかり。新興国の需要増やバイオ燃料は、小麦に限った話ではない。ほかの輸入食料は、大丈夫なのだろうか。

    ≪27日の日経平均 = 上げ≫

    ≪28日の日経平均は? 予想=下げ

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