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経済なんでも研究会
アメリカ経済に “黄”信号(上)
2007-08-30-Thu  CATEGORY: 政治・経済
アメリカ経済に、黄色の注意信号が灯った。それも限りなく赤に近い、濃い黄色。カンファレンス・ボードが発表した8月の消費者信頼感指数は、前月比6.7ポイントの大幅な下落だった。またスタンダード・プア―ズが発表した6月の住宅価格指数は、前年比3.2%と20年ぶりの急落。こうした指標の落ち込みを受けて、28日のダウ平均株価は280ドルの値下がりを記録した。

サブプライム・ローンの焦げ付きに端を発した金融不安。これがアメリカの実体経済に影を落し始めた最初の兆候だと言えるだろう。元財務長官のサマーズ氏は「アメリカ経済が景気後退に陥るリスクは、9.11テロ以来で最大になっている」と警告した。ローン焦げ付きが表面化してから、株式市場は主に心理的な不安で動揺してきたが、今週からは景気後退の不安が売り材料の中心になりつつある。

住宅関連の指標をみると、たとえば7月の新築住宅販売件数は前月比で2.8%増えた。だが住宅着工件数は6.1%減少して、10年ぶりの低水準に落ち込んでいる。ローンの焦げ付き問題は6月下旬に発覚したが、7月はまだ初期段階。今後8月の数字が出れば、状況はもっときびしくなる可能性がある。さらに消費支出や雇用面などへの悪影響が確認されると、状況はさらに深刻になって行く。

FRB(連邦準備理事会)は、金融機関向けの公定歩合だけを引き下げて様子を見ているが、政策金利のFFレート引き下げにも踏み切らざるをえないだろう。9月の定例理事会を待たずに、抜き打ち的に決定を下す可能性も高まっている。こうしたアメリカ経済の急展開は、当然ながら日本経済にも大きな影響を及ぼす。

                               (続きは明日)

    ≪29日の日経平均 = 下げ≫

    ≪30日の日経平均は? 予想=上げ

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