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経済なんでも研究会
火縄銃を撃った 日銀 (上)
2015-12-24-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ 期待を裏切られた市場 = 日銀は先週末の政策決定会合で、新しい金融政策を決めた。ところが、その内容は全く無味乾燥で新味なし。このため金融緩和の追加策を期待していた市場は、一転して失望のどん底に突き落とされた。18日の日経平均は初め515円高となったあと、終り値では366円安にまで下げている。

日銀が発表した新政策は、ETF(上場投資信託)の年間購入額を現在の3兆円から来年4月以降3兆3000億円に増やす。また超長期国債の買い入れを増加して、保有国債の平均残存期間を延ばすという内容。ETFの買い増しは株価にとってプラス材料かと思ったら、金融危機対策として銀行から買い取った一般株式3000億円を市場に放出するというので、完全に相殺されてしまう。これでは緩和の追加策にはならない。

アメリカのFRBが9年ぶりの利上げに踏み切り、市場はこれを好感した。そこで日銀が追加緩和を断行すれば、市場の空気はぐっと明るくなる。日銀が固執する物価2%の目標も、このところ遠くなるばかり。そこで市場が13年4月の日銀による“異次元緩和”を思い出しても、決して不思議ではなかった。バズーカ砲とまではいかなくても、機関銃ぐらいは撃つだろうと期待したわけである。

ところが飛び出したのは、来年4月の話。しかも株価に対する影響力はゼロ。火を付けてから発射までに時間がかかり、的にも当たらない火縄銃だった。なぜ日銀は、こんな威力ゼロの政策を打ち出したのだろう。それには深い事情と、日銀の悩みが隠されている。

                                     (続きは明日)

      ≪22日の日経平均 = 下げ -29.32円≫

      ≪24日の日経平均は? 予想 = 上げ


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