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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 孫に聞かせる経済の話 (改訂版)
2016-01-03-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第8章 円高・円安って、なんだろう? ⑤

◇ 円安のメリットとデメリット = 円安は、円高の正反対だと考えてください。先週の円高についての説明を思い出して、その反対のことを考えればいいのです。つまり円安というのは、外国の通貨、たとえばドルに対する円の価値が下がること。1ドル=100円だったものが1ドル=200円になれば、50%の円安ということになります。ですから円を持っている人は、それだけ損をするわけです。

みなさんがアメリカへ旅行するときも、円高の反対になります。1ドル=100円のときには、2万円が200ドルに交換できました。しかし1ドル=200円の円安になると、100ドルにしかなりません。輸入代金も高くなります。アメリカで100ドルの品物を輸入する場合、1万円で買えたものが2万円になってしまうのです。このため円安になると、国内の物価も上昇しやすいと言えるでしょう。

ところが輸出の場合は、円安の方が得をします。たとえば100万円の自動車をアメリカに輸出したとき、1ドル=100円ならば1万ドルで売らなくてはいけません。しかし1ドル=200円になると、5000ドルで売ればいいことになります。1万ドルだったものを5000ドルで売ればいいのですから、この自動車は飛ぶように売れるでしょうね。

仮に8000ドルで売っても、よく売れるでしょう。8000ドルで売れば、輸出代金が160万円になることは判りますね。じっさい1年間で円が1円安くなると、トヨタ自動車の利益は年間で350億円、ソニーの利益は60億円ふえるといわれています。結局、円の交換レートは輸出にも輸入にも大きな損が出ない程度の水準にあって、急激に変化しないことが望ましいと言えるでしょう。


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