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経済なんでも研究会
2016年の日本経済 : 5つの視点
2016-01-01-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ 中国経済と原油価格がカギ = 2016年。ことしの日本経済は、どう動くのだろう。いい要素と悪い要素が混在していて、いま結果を予測することはきわめて難しい。ただ、ことしの日本経済を見守って行くうえで重要な視点を探せば、5つほど見つかる。その第1は来年4月に予定される消費税の引き上げ。上げ幅が2%で食品には軽減税率が適用されるから、前回ほどの波乱要因にはならないだろう。しかし年の後半には駆け込み需要が発生する。その程度は?

15年の景気は、製造業よりも非製造業によって支えられた。この傾向が16年も持続し、より大きな流れを形成するのか? これが第2点。あとは主として海外の問題。第3は11月に大統領選挙が行われるアメリカ。その結果もさることながら、そこまでアメリカの景気回復が続くのかどうか? FRBが年前半に再利上げできるようなら、回復持続の見込みは大きくなる。

第4は中国。住宅価格に下げ止まりの兆しも見えてきたが、基幹工業のリストラはまだまだ。成長率はまだ下がるだろうが、6%を切ることがあるかどうか? 5%台に落ちれば、もう1度ショックがあるかもしれない。第5はやはり原油価格。WTI(テキサス産軽油)の先物相場が1バレル=30ドルを割り込むようだと、産油国発の“逆石油ショック”に見舞われかねない。世界中の貯蔵タンクがいっぱいになり、生産が強制的に抑えられると、どういうことになるのだろう?

あと夏の参院選で、自民・公明党が敗北する。アメリカでは共和党のトランプ候補が勝利する。EUが難民の流入を制御できず、大混乱に陥る。ロシアが財政破たんで、デフォルト(債務不履行)に陥る。異常気象で、想定外の被害を生じる。--いろいろ考えられるが、その実現可能性は限りなく小さい。これらの点は度外視していいだろう。


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