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経済なんでも研究会
キッカケが欲しい : 株価の反転
2016-01-14-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ 日銀は勇気を出せ = 世界同時株安が進行してしまった。発端は中国が昨年末に人民元を切り下げたこと。中国経済の不調を、世界中に改めて認識させる結果となった。上海市場から資金が引き揚げられ、株価が下がる。中国政府・人民銀行の対策は、ことごとく失敗。それを見て、東京やアジア各国でも株式が売られる。ニューヨークやヨーロッパ市場でも、株価が急落した。いわばチャイナ・クライシスである。

新年第2週に入って、世界同時株安の状況はやや変化してきた。東京⇀上海⇀ヨーロッパ⇀ニューヨーク⇀東京というように、時差の関係で早く開く市場の株安を見て、次の市場でも株価が下がる。いわば“地球自転型”の連鎖が始まっている。さすがに13日には自律的な調整もあったが、まだ悪い連鎖は断ち切れていない。連鎖を断ち切るためには、何かしらのキッカケが必要になってくる。

ここでも、まず注目されるのは中国だろう。市場取り引きの一時中断とか大株主に対する売却規制など、小手先の対症療法は全く効き目がなかった。そこで政府の財政出動や、人民銀行による大胆な金融緩和が期待されることになる。一方、アメリカは9年ぶりに金利を引き上げたばかり。ここで景気対策や金融緩和を実施する条件は皆無と言っていい。

日本はどうだろう。まだ景気が悪化してきたわけではないので、政府が動くことは考えられない。あとは日銀に期待するだけだ。その日銀は、黒田総裁がしばしば「打つ手はたくさんある」「出し惜しみしない」と発言はするが、実際には何もしていない。量的金融緩和の一環として実施している市場からの国債やETF(上場投資信託)の買い取りも、増やしているという話は伝わってこない。こういうときにこそ、実施すべきなのに。口先ばかりで行動しない日銀。いま動けば、世界中から感謝されるのに。

      ≪13日の日経平均 = 上げ +496.67円≫

      ≪14日の日経平均は? 予想 = 下げ


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