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経済なんでも研究会
日銀は ど近眼なのか
2016-01-22-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ 景気の回復を強調するばかり = 「国内経済は輸出と生産面に新興国経済の減速の影響がみられるものの、緩やかな回復を続けている」――黒田日銀総裁が今週開いた支店長会議の冒頭で発言した内容の骨子である。この会議では各支店長が担当地域の景況を報告。その結果は、前回10月の時点に比べて改善したのは東海地域だけ。悪化したのは近畿地域だけ。あとの地域は、すべて変化なしという結論になった。

ところが奇妙なことは、景況が悪化した近畿地域を含めて全支店長が「経済は緩やかに回復している」という最終判断を下したことだ。要するに日銀は一致して、現時点の経済動向は昨年10月時点と変わらず「回復中」だと認識していることになる。だが3か月前と比べると、日本経済の状況がかなり悪化していることは誰の目にも明らかだ。

株価は大幅に下落した。鉱工業生産は前年割れの傾向が続く。円相場は明らかに円高にシフトした。企業の収益見通しも、慎重になってきている。特に中国経済や原油価格の見通しが不透明で、国内経済の先行き不安が増大してきた。こうした状況の変化、特に将来展望の悪化に日銀は目を閉ざしている。先を見ないのか、見えないのか。

日銀が本当に経済の現状を楽観しているとすれば、追加の金融緩和など期待できるはずもない。ただし会議の前に総裁が楽観論をぶってしまったため、支店長たちはそれに追随せざるをえなかったのかもしれない。その場合は、先を見通せない経済的な近視眼は黒田総裁ただ一人となるのだが・・・。

      ≪21日の日経平均 = 下げ -398.93円≫

      ≪22日の日経平均は? 予想 = 上げ


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