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経済なんでも研究会
“リーマン”と どう違うのか
2016-02-19-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ 不安の性質は全く異なる = 東京市場は予想外の大嵐に翻弄されている。前回、暴風雨に見舞われたのは08年、リーマン・ショックのときだった。当時と今回とでは、どこが違うのだろう。まず円の対ドル相場は08年10月中に8円上昇した。今回は2月に入ってからの10日間に10円上昇している。また日経平均は08年10月中に2680円下げたが、今回は2月に入ってから18日までに1321円値下がりした。

どちらも、かなりの風速であることに違いはない。しかし嵐の性質は全く違う。リーマン・ショックはアメリカの住宅バブルが崩壊し、銀行の不良債権が一気に膨張して、金融危機を惹き起こした。これに対して現在の混乱は、中国経済に対する不安と原油価格の急激な下落が主たる原因になっている。

ともに原因は比較的はっきりしている。そしてリーマン危機は、時間がかかったけれども不良債権を一つ一つ潰して行くことで解決した。だが今回は中国政府の対応しだいで、他国は口出しができない。原油についても、OPEC(石油輸出国機構)しだいという状態だ。事態を少しずつでも改善して行く手段が、第三者には見当たらない。

リーマン時には金融危機の浸透で、各国の経済そのものが揺らいでしまった。しかし今回は日米欧の経済ファンダメンタルズは、まだそれほど傷んでいない。この点は大きな相違点だ。その半面、当時は各国が財政・金融政策を動かせる余裕があった。だが現状は、各国ともに余裕がない。

      ≪18日の日経平均 = 上げ +360.44円≫

      ≪19日の日経平均は? 予想 = 下げ


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