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経済なんでも研究会
景気対策を いつ発表するのか (下)
2016-03-16-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 最低10兆円の財政支出 = 伊勢志摩サミット(主要国首脳会議)が5月に開かれる。そのあと7月には、参議院選挙が予定されている。こうした政治的に重要なイベントの際に、景気が下降中というのは具合が悪い。安倍首相はサミットでも、議長として「対策は講じた」と胸を張りたいだろう。だが国会で来年度予算が成立する前は、避けた方が賢明かもしれない。すると発表のタイミングは、3月末-4月中に限られてくる。

対策の中身としては、金融緩和の強化もないではない。しかし日銀の打つ手は、マイナス金利の拡大と量的緩和の拡張しかない。しかしマイナス金利は現状をみても判るように、景気対策の効果はほとんどないに等しい。またサミットで、円安誘導だと批判される懸念もある。量的緩和も買い入れ対象がなく、大規模な措置は実行が困難だ。

いずれにしても金融政策はもう限界にきている。だから残る手段は財政支出しかない。ここでまた補正予算を組めば、財政再建は遠のいてしまう。だが背に腹は代えられないのではないか。しかも5兆円程度の支出増加では、逆に失望感が広がってしまう恐れがあるだろう。少なくとも10兆円以上の追加補正と金融政策の組み合わせが、必要最小限の対策になる。

万が一、対策を講じないとどうなるか。サミットで批判されるだけではなく、自民党は参院選で負けないにしても、議席を失う可能性が高くなる。夏から秋にかけて景気が本格的に下降すれば、来年4月の消費税再引き上げは不可能になるだろう。そうなればアベノミックスには、完全に失敗の烙印が押されることになってしまう。

      ≪15日の日経平均 =  下げ -116.68円≫

      ≪16日の日経平均は? 予想 = 下げ


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