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経済なんでも研究会
日本には馴染まない? マイナス金利
2016-03-18-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ 現金が増え、預金の伸びは減った = 日銀の集計によると、2月中の現金流通高は月中平均残高で90兆3000億円だった。前年比では6.7%の増加で、13年ぶりの大幅な伸びとなっている。その半面、預金総額の増加率は4.5%にとどまった。昨年2月の場合をみると、現金総額は3.8%の増加、預金総額は5.1%の増加だったから、ことしは世間に出回ったおカネが増える一方で、預金の増え方は鈍化したことが判る。

こうしたおカネの流れの変化は、企業や個人が手元に置く現金を増やし、金融機関への預け入れを抑制した結果として生じたものだ。考えられる理由は、日銀が1月末に導入したマイナス金利政策。これで企業や個人は、金融機関に預金をするメリットがほとんどなくなった。しかもマイナンバー制度が始まったから、タンス預金が重視され始めたのではないだろうか。

マイナス金利制度は、ヨーロッパ諸国が先輩である。特に北欧諸国は金利の引き下げを何度も繰り返し、たとえばスウェーデンなどは中央銀行に対する金融機関の預け金に1.25%もの手数料を課している。また金融機関も、企業や個人の預金に手数料を課しているところが多い。だが一般市民は、平静そのものだという。日本でこんなことが起こったら、大騒ぎになるに違いない。

北欧諸国やスイスなどは高福祉高負担。税金は高い代わり、年金が充実。医療・教育にはカネがかからない。したがって国民は預金に利子が付かなくても、そう心配しない。銀行の手数料は、貸金庫の料金ぐらいに考えている人がほとんどだという。それに比べて日本では、年金の給付などに不安が大きい。このため特に高齢の預金者は、必要以上にマイナス金利を警戒する。現金流通高の大幅な増加は、そのためだと考えるのは誤りだろうか。

      ≪17日の日経平均 = 下げ -38.07円≫

      ≪18日の日経平均は? 予想 = 上げ≫ 


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