FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
54-12=42 : 原発の数 (上)
2016-03-30-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 伊方原発1号機が廃炉に = 四国電力は先週、伊方原発1号機(愛媛県)を廃炉にすると発表した。東日本大震災のあと事故による損傷や老朽化が原因で、これまでに11基の原発が廃炉となっている。伊方1号機は12番目の廃炉となるが、再稼働を目指していた原発の廃炉はこれが初めて。大震災の前に54基あった日本の原発は、これで42基に減ることになる。

政府は原発の耐用年数を原則40年と決めている。ただ原子力規制委員会が承認すれば、最長60年までの運転を認める規定も設けている。伊方1号機は1977年に運転を開始したから、現在の稼働年数は39年。規制委員会の承認を得るために必要な補強工事を実施すれば、1700-2000億円の経費がかかる。この原発の出力は56万6000㌔㍗と小規模なので、運転を延長しても経費の回収は難しい。こうした理由で、四国電力は再稼働をあきらめ廃炉を決断した。

大震災のあと廃炉となったのは、まず損傷を受けた東京電力の福島第1原発1-6号機。次いで老朽化が進んだ関西電力の美浜1-2号機などの5基だった。ところが今回の伊方1号機は、採算上の理由による廃炉である。そこで同様な状況に置かれた他の原発はどうなるのか、という新しい問題が表面化した。

たとえば関西電力の大飯1-2号機や東京電力の柏崎刈羽1-5号機など。運転年数が40年前後に達しており、まだ安全審査を申請していない。こうした原発が10基ある。また志賀原発1-2号機や敦賀原発2号機のように、敷地内に活断層の疑いがあるなど安全上の問題を抱える原発が12基。これらの原発のうち何基が廃炉になるかによって、日本のエネルギー計画にも大きな影響を及ぼす可能性が生じてきた。

                                  (続きは明日)

      ≪29日の日経平均 = 下げ -30.84円≫

      ≪30日の日経平均は? 予想 = 上げ


                    ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング
ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.