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経済なんでも研究会
サタデー自習室 ―― 円の軌跡(7)
2007-09-15-Sat  CATEGORY: 政治・経済
7)円高の影響 = 為替相場が変動すると、経済のいろいろな面に非常に大きな影響が出てくる。まずは円高の影響。たとえば極端な例だが、1ドル=200円の円相場が100円に上昇したと仮定しよう。そのメリットは、まず輸入品の価格面に現れる。

たとえばアメリカでの値段が100ドルの商品を輸入するのに、それまでは2万円の支払いが必要だった。それが1万円で輸入できるようになる。したがって円相場の上昇は、輸入物価を引き下げる。日本は工業生産の原材料をほとんど輸入に頼っているし、食料の輸入依存度も大きい。この値下がりが最大のメリットだ。

次に日本人が海外旅行をするとき、海外での支払いが半分で済んでしまう。また海外でドル建ての不動産や株式、債券、あるいは美術品を購入するときも、費用は半分になる。要するに円高というのは、円の価値が高くなるということに他ならない。

もちろんデメリットもある。最大のデメリットは、日本の輸出にブレーキがかかること。たとえばアメリカで100ドルで売れた商品の代金を日本円に交換すると、2万円だったものが1万円に減ってしまう。この減価を防ごうとしてアメリカでの値段を引き上げれば、売れ行きはそれだけ落ちてしまうだろう。円高は輸出競争力を弱めてしまうのである。

                  (続きは来週サタデー)

    ≪14日の日経平均 = 上げ≫

    【今週の日経平均予想 = 4勝1敗】   

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