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経済なんでも研究会
“タンス預金”急増の 重大な意味
2016-04-15-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ 1万円札を大増刷へ = いま世の中に1万円札は、どのくらい出回っているでしょうか。答えは約90兆円。大変な金額だが、それでも足りなくなってきたので流通量を大幅に増やすことになった。財務省の発表によると、16年度は1万円札を12億3000万枚増刷する。摩耗したり破損したお札を補完するため政府は毎年、新しいお札を印刷している。その枚数は過去5年間10億5000万枚で変わらなかったが、ことしは1億8000万枚増やすことになったわけだ。

1万円札が不足し始めた理由について、財務省の発表は何も触れていない。だが新聞やテレビでは、訪日外国人客の増加、マイナス金利マイナンバー制度の開始などが理由だと解説している。しかし訪日旅行客の増加は、その人たちが1万円札を持ち帰ってしまうわけではないから見当違いだろう。やはり原因は、マイナス金利マイナンバー制度にあると考えられる。

マイナス金利によって、銀行におカネを預けておいても利子がほとんど付かない。そのうえマイナンバー制度によって、預金の額が税務署に把握されてしまう。それなら現金を手元に置いておく方が安心だ。つまり“タンス預金”を選択する人が増えている。このことは、昨年から金庫の売れ行きが非常によくなっている事実からも裏付けされる。

特に“タンス預金”を選好しているのは、高齢者だとみられている。高齢者は老後の生活費を確保することに、最も気を遣う。だから株式投資などで損はしたくない。預金に手数料を払うなど、もってのほか。税金を取られるのも嫌だ。その結果が“タンス預金”に行き着くことになる。だが、こうした現象は高齢者の経済や政治に対する不信感の裏返しでもあるわけだ。政治家はそのことに気付いているのだろうか。

      ≪14日の日経平均 = 上げ +529.83円≫

      ≪15日の日経平均は? 予想 = 下げ≫           

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