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経済なんでも研究会
日銀の ささやかな抵抗?
2016-05-20-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ 新しい消費活動指数を作成 = 日銀が独自に「消費活動指数」を作成、毎月発表することになった。商業動態統計や第3次産業活動指数のほか、自動車や電力など業界団体の統計を活用する。GDPの6割を占める個人消費の動きを、供給サイドから捉えようとする試みだ。その背景には、総務省が集計している家計調査への不信感が見え隠れしている。

家計調査はその名が示すように、消費者サイドの調査。賃金は増加しても、この調査では家計の支出が増えず、議論を巻き起こしている。3月の実質支出も、前年比では5.3%の減少だった。調査の対象が9000世帯で全世帯の0.02%に過ぎず、統計の正確性に対する疑問も出ている。消費が伸びないと、物価も上がらない。2%の物価上昇を目指す日銀としては、より正確な消費統計を作りたいという思惑があったに違いない。

消費活動指数は、2010年=100の指数で表わされる。名目値と実質値のほか、外国人旅行客による消費支出を除いた数値も発表される。初めて発表された3月の指数は、季節調整済みの実質値で前月比0.5%の下落だった。ことしになってからの動きは、1月が0.1%の下落、2月が0.5%の上昇となっている。

一方、家計調査の実質支出を前月比でみると、1月が0.6%の減少、2月が1.7%の増加、3月が0.5%の増加となっている。この調査には外国人客の支出は含まれないから、動きがバラバラでも不思議はない。ただ3月の結果だけをみると、日銀の意図に反して? 家計調査の方がプラスになっている。

      ≪19日の日経平均 =上げ +1.97円 ≫

      ≪20日の日経平均は? 予想 = 下げ


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