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経済なんでも研究会
7年ぶりに減少した 個人金融資産
2016-06-23-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ 怖い“悪循環”の始まり = 日銀の集計によると、ことし3月末の家計の金融資産残高は1706兆円だった。1年前に比べて10兆円、率にして0.6%減っている。家計の金融資産が減少したのは、リーマン・ショック直後の09年3月以来7年ぶり。株価の低落で、保有する株式や投資信託の価値が目減りしたことが主な原因だった。

資産の内訳をみると、株式・出資金が153兆円で9.9%の減少。投資信託は92兆円で3.7%減少した。この1年間で、日経平均が約13%下落したことを反映している。特にことし1-3月期の株安が大きかった。その一方、家計が保有する現金・預金は894兆円。前年より1.3%増えている。このうち現金は61兆円で、前年より4兆円増加した。

家計の金融資産が減少すると、個人消費は抑制されがちだ。特に高額な商品を中心に需要が落ちることは、過去の経験からも明らかになっている。そういう観点からみると、株価は4-6月期も大幅に下げており、家計の金融資産が減り続けている可能性はきわめて高い。たとえばデパートの売り上げは、4月に3.8%の減少。美術・宝飾・貴金属は7.1%も売り上げが落ちている。

個人消費が抑制されれば、景気は悪くなる。景気が悪化すると、株価は下がる。株価が下がると、家計の金融資産が目減りする。こうした“悪循環”は、早めにその芽を摘み取ってしまいたい。安倍首相は日本経済の“好循環”を強調してきたが、逆に“悪循環”が回り出したら目も当てられない。

      ≪22日の日経平均 = 下げ -103.39円≫

      ≪23日の日経平均は? 予想 = 上げ


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