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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 孫に聞かせる経済の話 (改訂版)
2016-07-17-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第10章 景気って、なんだろう? ⑫

◇ 高度成長から低成長へ = 日本のGDPは、世界で第3位だと説明しました。これは以前に景気のいい時代が続いて、GDPがどんどん大きくなったからです。そこで今回は戦後の日本が、どのような経済成長を成し遂げてきたのか。言いかえると、過去の景気はどんなふうだったのかを、ざっと勉強してみましょう。

戦争で大きな被害を受けたために、戦後の日本経済はモノ不足とインフレに悩まされました。それでも終戦から10年たった1955年ごろからは経済が復興し、その後は高度成長期と呼ばれる好景気時代を迎えます。たとえば59年から73年までの15年間に、GDPは4.4倍にも増大しました。ピークの61年には、成長率が14.5%にも達しています。

ところが73年の石油ショックをきっかけに、成長率はしだいに低くなって行きます。96年から2011年までの15年間では、GDPはわずかに8.8%しか増えていません。現在も低成長が続いており、15年度の成長率は0.8%でした。一国の経済が大きくなり、人びとの暮らしが豊かになると、成長率はしだいに下がる傾向があるのです。

長期的に成長率が変化するほかに、景気は短い期間の変動も繰り返します。その原因はいろいろですが、ふつうは好景気が続くと会社がモノを作りすぎてしまい、そのため生産を減らすことから景気が下降してしまう場合が多いようです。その結果、こんどはモノが足りなくなると生産が増やされて景気は上昇します。このような短期間の景気の変動を、景気循環(じゅんかん)と呼んでいます。


                               (続きは来週日曜日)

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