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経済なんでも研究会
サタデー自習室 ―― 円の軌跡(9)
2007-09-29-Sat  CATEGORY: 政治・経済
9)相場を決める力 = 外国為替市場では毎日、円と外国の通貨が売買されている。円相場は基本的に、この市場での需給関係で決まってくる。だが最近の1ドル=110円とか120円という価格の水準は、どうして決まるのだろう。

判りやすい例は、ニューヨークで1ドルの品物が東京ではいくらで買えるかという比較。これが120円なら、交換レートは1ドル=120円になるはずだ。この考え方を購買力平価説と呼んでいる。しかし相場は、これだけでは決まらない。たとえば両国間の金利差が大きいと、金利が高い方の通貨が買われる。

国際的に緊張が高まると、ドルが買われる。世界でいちばん安全な国はアメリカという理由から。そのとき円は下がる。日本の国内で政治不安が高まったり、経済が不況になったときも、円は売られて値下がりする。ほかに投機資金が大量に流出入すると、円相場は急激に上がったり下がったりする。

一国の通貨は、その国の状態を映し出している。経済状態が長く安定していて政治的にもしっかりしている国の通貨は、強い通貨であり、長期的にみて値上がりして行く。日本の円は戦後の1ドル=360円から、現在は120円前後。つまり通貨の面から見る限り、日本はドルに対して3倍高くなった。しかし今後も円高傾向で進むのか、それとも円安に傾くのか。予測はむずかしい。

                 (円の軌跡 は終わり)

    ≪28日の日経平均 = 下げ≫

    【今週の日経平均予想 =2勝2敗】

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