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経済なんでも研究会
漂流する TPP (上)
2016-08-17-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 多岐にわたる行くえ = アメリカ民主党の大統領候補となったヒラリー・クリントン氏は先週、ミシガン州で演説し「大統領になってもTPP(環太平洋経済連携協定)には反対する」と明言した。共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏は、当初から「TPPには絶対反対」の立場を崩していない。このため、どちらが次期大統領に当選しても、TPPの構築は困難な情勢となった。

TPPは日本やアメリカなど太平洋を取り囲む12か国が、輸入関税の撤廃など経済交流の自由化を目指して設立する新しい経済圏。これら諸国のGDPを合計すると、世界全体のGDPの36%にも達する。中心はアメリカと日本であり、この両国が批准しないと協定は発効しない取り決めになっている。このため仮にアメリカが批准しないと、協定は成立しない。

こうした条件のもとで、今後の進展はどうなるのか。考えられる岐路は、いくつもある。まずTPPの設立に努力してきたオバマ大統領が、来年1月の退任までに議会を説得して批准に漕ぎ着ける可能性。11月の大統領選挙が終われば議員も冷静さを取り戻すことに賭けるわけだが、時間がほとんどなく成功する確率はきわめて小さい。

次にクリントン氏が勝った場合。TPPについては「大統領になっても反対」と明言したが、同時に「自由貿易には原則的に賛成」とも付け加えている。ここから推測できることは、TPPの合意内容に修正を加えれば賛成という姿勢だ。しかし参加国は再び合意に向けた交渉を行わなければならない。修正の内容が過大だと、協議は難航する可能性もある。

                                 (続きは明日)

      ≪16日の日経平均 = 下げ -273.05円≫

      ≪17日の日経平均は? 予想 = 上げ


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