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経済なんでも研究会
漂流する TPP (下)
2016-08-18-Thu  CATEGORY: 政治・経済
◇ 政府・与党に戦略と覚悟はあるのか = 共和党のトランプ候補が大統領になった場合、少なくとも4年間はアメリカがTPPに参加することは期待できない。トランプ氏は「大統領になれば、クリントン候補はTPPに賛成するに違いない」と牽制。クリントン氏はやむなく「大統領になっても反対」と言わざるをえなかった。そのトランプ氏が大統領になって態度を豹変させることはありえない。

政府は9月の臨時国会に、TPP関連法案を一括して提出する。その審議でTPPの行くえについて、政府側は「アメリカ大統領選挙の結果を見てから考える」と答弁するだろう。だが、そんな悠長な姿勢でいいのだろうか。少なくともクリントン大統領の場合に備えて、再交渉の戦略を十分に練り上げておく必要がある。

大統領選挙戦を通じて、特に自動車業界と医薬品メーカーの強いTPP反対が明らかになった。クリントン大統領は、この2つの分野を中心にTPP協定の見直しを求めてくる公算が大きい。日本としては、どのように対応するのか。いまから十分に作戦を練り上げておくべきだ。国内企業との調整も必要になってくる。

トランプ大統領の場合は、どうするのか。アメリカが批准しなければ、現在のTPP協定は発効しない。そのとき日本はTPPを断念するのか。あるいはTPPに賛成した10か国をまとめて、アメリカ抜きの新しいTPP協定を作る方向で努力するのか。それには相当のリーダーシップが不可欠だが、安倍首相と政府・与党の幹部がそれだけの覚悟とチエを持ち合わせているかどうか。

      ≪17日の日経平均 = 上げ +149.13円≫

      ≪18日の日経平均は? 予想 = 下げ

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