FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
ゼロすれすれの 成長率 : 4-6月期
2016-08-16-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ マイナス金利は住宅だけ刺激 = 内閣府が15日発表した4-6月期のGDP速報によると、年率に換算した実質成長率は0.2%にとどまった。1-3月期の2.0%成長から急減速しており、ほとんどゼロに近い水準に低下している。企業の設備投資と輸出が振るわず、住宅投資と政府による公共事業が下支えした形。景気の状態は決してよくない。

各需要項目の増減を年率換算でみると、個人消費は0.6%増。住宅投資は21.3%増、設備投資は1.5%減。公共投資は9.5%増、輸出は5.9%減だった。ここからみる限り、日銀のマイナス金利政策は住宅ローンの引き下げを通じて住宅投資を押し上げただけ。個人消費や設備投資には、全く効果がなかったとみていい。

最も重要な個人消費はプラスにはなったが、景気を力強く持ち上げるほどの勢いはなかった。雇用者報酬が名目値で1-3月期は2.5%増、4-6月期も1.9%増加した割に、支出は伸び悩んだ。賃上げが個人消費の増加に結び付かない現状が、ここにも表れている。

実質GDP成長率は14年度がマイナス0.9%、15年度がプラス0.8%。そして16年度の第1四半期がプラス0.2%となった。この2年以上にわたって、成長率はほとんどゼロに近い状態で推移している。政府はこの間ずっと「景気は回復基調」と言い続けてきたが、それを反省すること。そのうえで、なぜ消費が増加しないのかを徹底的に究明すべきだろう。さもないと、安倍首相の新経済対策も線香花火になりかねない。

      ≪15日の日経平均 = 下げ -50.36円≫

      ≪16日の日経平均は? 予想 = 上げ


                 ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング
ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.