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経済なんでも研究会
日本銀行の 果てしない憂うつ
2007-09-20-Thu  CATEGORY: 政治・経済
日銀は19日の金融政策決定会合で、金利引き上げの見送りを決めた。ことしの2月に政策金利を0.25%から0.5%に引き上げたが、それ以来ずっと据え置きの決定が続いている。今回もアメリカが18日に政策金利を引き下げたため、日銀の利上げはないと予想されていた。

アメリカが金利を下げたら、日本は上げられない――というのも、妙な論理である。しかしアメリカの利下げは、サブプライム焦げ付きの悪影響が金融市場にとどまらず、実体経済にも及んできたことの証拠。さらにアメリカの景気後退が、日本経済にどう響いてくるのかを見極めなければいけない段階にまできている。そんなときに、金利を上げられるわけがない。

したがって日銀の今回の据え置き決定は、どこからみても正解である。だが、それにしても日銀はついていない。3月以降たびたび利上げのチャンスはあったが、そのたびに弱い経済指標が出たり、参院選があったり。こんどはアメリカ側から、水をかけられてしまった。

日本の景気動向がしっかりしていれば、今回も利上げできたかもしれない。だが4-6月期がマイナス成長だったように、景気はふらついている。だからアメリカの状況に気を遣わざるをえない。そのアメリカは後退を防ぐために、金利を引き下げた。しかし日本の場合、仮に景気が悪くなっても金利を下げるだけの余地がない。日銀としては依然として、金融政策の手を縛られたまま。憂うつは果てしなく続いている。

    ≪19日の日経平均 = 上げ≫

    ≪20日の日経平均は? 予想=下げ

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