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経済なんでも研究会
円高の根底に潜む 日銀不信感
2016-08-23-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ 9月の政策検証に疑念 = 円高圧力が、またまた強まってきた。円の対ドル相場は先週、何回かにわたって100円を突破。6月下旬以来2か月ぶりの99円台を記録している。6月の場合はイギリスのEU離脱で緊張が高まり、安全資産と目される円が買われた。だが今回は、特に円買いを刺激するような原因は見当たらない。

新聞などの解説によると、FRBによる利上げは遠のいたという見方が強まり、ドル安・円高になったという。だが、その根拠はあまり判然としない。その証拠にニューヨーク株式市場は先週、小幅に下落していた。また過去の例からみて、夏場は円高になりやすいという説明も流布している。たとえば10年と11年、さらに昨年も夏には円高となった。特に11年は75円台の過去最高値を付けている。

だが、それにはそれなりの理由があった。10年はギリシャの財政危機、11年は東日本大震災。そして昨年は中国の経済不安が、円相場を押し上げる原因となった。しかし今回は何もない。もちろん中国の経済不安は続いているし、イギリスのEU離脱問題も尾を引いている。けれども、これらの不安要因はいずれも小康状態に入っており、市場もそれほど警戒しなくなってきている。

そんななかで外国人投資家が気にし始めたのは、日銀が9月に発表する「金融政策の検証」である。マイナス金利政策は、景気に対しても物価に対しても効果がない。逆に副作用の方が大きくなっている。この事実を踏まえて、日銀はマイナス金利政策を縮小の方向で修正するかもしれない。メンツの問題から「政策は継続する」と言ったとしても、マイナス金利政策の深掘りはないだろう。こうした読みが浸透して、円を買う投機家が増えているのではないか。

       ≪22日の日経平均 = 上げ +52.37円≫

       ≪23日の日経平均は? 予想 = 下げ

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