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経済なんでも研究会
構造改革は どこへ行った? (上)
2016-08-31-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ 迫力に欠ける新経済対策 = あすから9月。臨時国会が召集され、アベノミックスの総仕上げともなる新経済対策の審議が始まる。その焦点は総額4兆5221億円にのぼる16年度第2次補正予算。事業規模は28兆1000億円に達し、政府はGDPを1.3%押し上げる効果があると試算している。だが一般の受け取り方は、むしろ冷ややか。株式市場などの反応も薄い。どうにもパンチ力に欠けているように感じられるからだ。

補正予算の内容をみると、大型クルーズ船の来航に備えた港湾整備などに1兆1056億円。保育の受け皿整備などに7137億円。東日本と熊本地震被害の復興に1兆9688億円などとなっている。また財政投融資を3兆6022億円増加し、リニア新幹線の建設を促進する。これにより16年度の一般会計予算は100兆円を突破した。財源として建設国債を2兆7500億円、財投債を3兆1000億円増発する。

政府は年内に編成する17年度予算についても公共事業費などを増額し、切れ目のない景気対策を実施して行く方針だ。だが、こうした経済政策は過去に何回も実施してきている。その結果、一時的に成長率は高まるが、政策の効果が切れると景気は逆戻り。あとに残るのは、財政赤字だけという経験を繰り返している。国民はこのことをよく知っているから、冷ややかに眺めているのだろう。

経済成長を持続させるためには「構造改革が必要だ」と、よく言われる。専門家だけではなく、安倍首相をはじめ政府・与党の幹部もそう言い続けてきた。ところが今回の新経済対策には、その点が抜け落ちている。だから「これなら景気は持続的に上昇しそうだ」という印象が湧いてこない。構造改革は、どこへ行ってしまったのだろう。

      ≪30日の日経平均 = 下げ -12.13円≫

      ≪31日の日経平均は? 予想 = 上げ


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