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経済なんでも研究会
超巨大会社の誕生
2007-09-28-Fri  CATEGORY: 政治・経済
10月1日、株式会社・日本郵政が発足する。1871年(明治4年)に、前島密が創った日本の郵便制度。それから140年近くにわたって官業だった郵便事業が、民営の会社として再出発する。日本郵政は傘下に郵便事業会社、郵便局会社、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の4社を擁する持ち株会社。

とにかく大きい。総資産は339兆円、税引き後利益5000億円、従業員24万人。旧国鉄、旧電電公社から20年遅れての巨大な官営事業の民営化だ。いろいろ経緯はあったが、小泉元首相の執念で実現した民営化である。だが大きいだけに、社会や経済に与える影響はかなり強烈。

たとえば、ゆうちょ銀行が保有する貯蓄残高は187兆円。かんぽ生保の総資産は112兆円。ともに日本最大、世界でも最大級の金融機関である。大銀行や生保各社はお客を奪われるのではないかと戦々兢々。そうしたなかで地方銀行や中小生命保険のなかには、巨大な郵政グループと組むことでビジネスの拡大を図ろうとする動きも出てきた。

金融関係だけではない。たとえば全国に2万4500も展開している郵便局。今後は食料品や日用品の販売もできる。数のうえだけからすれば、日本最大のコンビニ・チェーン店にもなりうるわけだ。このように日本郵政の発足は、幅広い分野に刺激と変革をもたらすだろう。ただ結果として、日本郵政がさらに巨大化することを国民は望んでいない。利用者のプラスになることだけを考えて、会社を経営して欲しい。

    ≪27日の日経平均 = 上げ≫

    ≪28日の日経平均は? 予想=上げ

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