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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 孫に聞かせる経済の話 (改訂版)
2016-10-30-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第11章 国債って、なんだろう? ⑭

◇ いちばん多く保有しているのは日銀 = 財務省の集計によると、ことし6月末の時点で国債の発行残高は987兆円に達しました。この集計にはふつうの国債だけでなく、財政投融資債も含まれています。財投債も国債の一種で、国の借金であることに変わりありません。この1兆円に近い巨額の国債は、いったい誰が保有しているのでしょうか。

いちばん多く保有しているのは日銀で、345兆円も持っています。全体の27.5%ですから、4分の1以上を保有しているわけですね。続いて銀行などの金融機関が258兆円。生命保険などが217兆円、海外の投資家が54兆7000億円。日本の個人は14兆円を持っています。

日銀の保有額が多いのには理由があります。日銀は景気をよくするため、3年前から金融の大幅な緩和を実施し始めました。その手段として、債券市場で国債などをたくさん買い入れているのです。その代金が国債を売った銀行などの手に渡り、そこからおカネが世の中に流れて行けば、景気がよくなると考えられました。

しかし景気はなかなかよくなりません。そこで日銀はいまでも、年間80兆円もの国債を買い続けているのです。こんな状態が長続きするのかどうか。最近では、心配する人たちが増えてきました。来年になると、この問題はもっと大きくなるでしょう。みなさんも、議論の行くえを見守っていてくださいね。 


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