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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 健康寿命の すゝめ ⑯
2016-12-17-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ まず地域差の解消から = 健康寿命を延ばすためには、病気の予防と早期の治療が重要である。予防に関しては、健康診断を受けること。また生活習慣や運動、食事に気を配ることが欠かせない。この点については、子どもに対する親のしつけも大切になってくるだろう。さらに重大な疾患に焦点を当てた対策も重要だが、重大疾患には地域性も深くかかわってくる。このため地方自治体と病院・大学などの連携が、強く求められる。

たとえば13年時点での健康寿命をみると、男性の場合でいちばん長いのは山梨県の72.52歳。いちばん短いのは徳島県の69.85歳だった。この差はどこから生じているのだろう。また、ことし9月15日時点で100歳以上の人が人口比で最も多かったのは島根県で、人口10万人当たり96.25人。少なかったのは埼玉県で、30.97人だった。この差はどうして生じたのだろう。

その理由が判れば、短命地域の寿命を延ばすことに役立つに違いない。ただ、その究明には膨大なデータの収集と分析が必要だ。地方自治体が集めたデータを集積し、分析するのは国の役割となるだろう。そこで得た結果を広く地方に伝達するのも、厚生労働省の仕事になる。地方自治体はその情報のなかから、地域に適した事項を選び出し実行することが望ましい。

残念ながら、現在はまだその体制が整っていない。地方自治体は、独自に“健康作り”政策を推進し始めたところ。厚労省にいたっては、不健康期間の短縮目標と、それによる医療費の削減を標榜するだけにとどまっている。早期に日本全体の“健康国家作り”を目指したネットワーク創設と行程表の作成を考えてほしいものだ。

                                   (続きは来週サタデー)

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