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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 健康寿命の すゝめ ⑭
2016-12-03-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 15年度の医療費は41兆5000億円 = 医療費というのは、国民が保健や医療のために支払ったおカネの総額。だが個人が使った保健料金や薬代などは、なかなか把握しにくい。そこでよく使われるのが、医師が発行した診療報酬明細書の金額を集計した概算医療費。ほかに厚生労働省は健康保険が負担する医療費なども公表しており、経済指標としての医療費は複雑で判りにくい。

厚労省の発表によると、15年度の概算医療費は41兆5000億円だった。1990年度は20兆6000億円だったので、この25年間で2倍に膨れ上がっている。原因は高齢化の進展。15年度の場合、1人当たりの医療費が32万6000円なのに対して、75歳以上の平均は94万8000円にのぼった。厚労省の試算によると、15年度の健保などが負担する医療費は39兆5000億円。これが25年度には54兆円に達するという。

医療費は国と地方自治体、企業と被保険者によって負担されている。14年度の場合でみると、国は全体の25.8%、地方自治体は13.0%、企業は20.4%、被保険者は28.3%を支払っていた。この比率は、毎年そう大きくは変わらない。全体の医療費が増加すると、みな負担が重くなってしまう。健康寿命が延びて全体の医療費が抑制されると、恩恵は各方面に及ぶわけだ。

国の予算をみると、16年度の医療関係費は11兆5400億円、介護関係費は2兆9300億円となっている。このなかには医療情報のデータベース化や制度の改善、ガンや糖尿病の予防対策費なども含まれているが、その大部分は補助金だ。財務省は医療予算の伸びを年々5000億円程度に収めたいと考えており、いま17年度予算案の作成をめぐって厚労省との攻防が続いている。

                                 (続きは来週サタデー)

      ≪2日の日経平均 = 下げ -87.04円≫

      【今週の日経平均予想 = 3勝2敗】  
             

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