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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- 健康寿命の すゝめ ⑮
2016-12-10-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 働く高齢者が増えている = 日本老年学会が65歳以上の高齢者を対象に、身体的な機能と知的な機能の状態を調べて分析した。その結果、たとえば「歩行速度は男女ともに11歳若返っている」「70歳代の知力は10年前の60歳代並み」などが判明。総合的にみて「現在の高齢者は、10-20年前と比べると5-10歳は若い」という結論を出した。たしかに、現在の高齢者には元気な人が多い。

総務省が発表した9月の労働力調査によると、就業者の総数は6497万人で前年より58万人増加した。年齢別では15-64歳が5713万人で25万人増加したのに対し、65歳以上は784万人で32万人増えている。増加率は高齢者の方が圧倒的に高い。元気な高齢者が増えたことが、働く高齢者の増加につながったと考えて間違いないだろう。

働く高齢者の増加が、日本経済にもたらす好影響は計り知れない。日本の人口は04年から減り始めており、働く能力と意思のある人の数も減ってきている。すでに慢性的な人手不足状態になっていることは、周知のとおりだ。高齢者が働けば、まず人手不足の緩和に役立つ。所得が増えるから、消費も増えて景気にはプラス効果となる。国や地方の税収も増えるし、年金や健康保険の財政も楽になる。

働く高齢者を増やすには、もっと工夫が必要だ。週3日制とか、短時間の勤務体制とか。高齢者が働きやすい環境を広げることを、企業は考えてほしい。また定年制の廃止や再雇用制度の充実も、必要だろう。だが何より大切なのは、高齢者自身の健康である。その意味でも、健康寿命の延伸が最重要になってくる。

                                    (続きは来週サタデー)

      ≪9日の日経平均 = 上げ +230.90円≫

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