FC2ブログ
経済に関する話題なんでも。ニュースの分析・批評・解説など。大胆な予想や提言も。ご意見、ご批判は大歓迎です。
経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 孫に聞かせる経済の話 (改訂版)
2016-12-04-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第12章 デフレって、なんだろう? ⑤

◇ 金融緩和で需要を増やす = 政府が財政支出を増やせば、需要を増加させることができます。また政府は減税を実施したり補助金を出すことによって、民間の需要を刺激することができます。しかし、そうすると財政の赤字がますます増大してしまうので、実施しにくくなりました。そこで登場するのが、日銀による金融緩和政策です。

日銀の金融緩和政策は、金利の引き下げとおカネの流通を増やすことに分けられます。金利が下がったり、世の中にたくさんのおカネが流通すれば、企業や個人はおカネを借りやすくなりますね。そのおカネが使われれば需要が増えます。ところが金利は、もう0%前後にまで引き下げられました。残る手段はおカネの流通を増やすこと。これを金融の量的緩和と言います。

量的緩和は、日銀が市場から国債などを買い取る方法で実行されます。その買い入れ代金が、市場に放出されるわけです。日銀の発表によると、現在の買い入れ額は国債だけで408兆円に達しました。今後も1年間に80兆円の国債を買う計画です。

市場で国債などを売るのは、主として銀行です。ですから銀行の手元資金は大幅に膨らみますが、そのおカネを企業や個人が借りて使ってくれないと需要は増えません。いまは景気の見通しがはっきりしないため、企業も個人もそんなにおカネを借りません。ここが量的緩和の問題点になっています。


                                  (続きは来週日曜日)

          ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング
ページトップへ  トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2019/11 >>
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


余白 Copyright © 2005 経済なんでも研究会. all rights reserved.