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経済なんでも研究会
トランプ経済政策に先手 : FRB (上)
2016-12-20-Tue  CATEGORY: 政治・経済
◇ イエレン議長の挑戦状 = アメリカの中央銀行であるFRBは先週14日、政策金利の0.25%引き上げを決定した。同時に来年の利上げは3回になりそうだ、という予想も公表している。そのあと記者会見したイエレン議長の発言は、オブラートに包んだ言い方ではあったものの、まるでトランプ次期政権に対する挑戦状のよう。FRBとトランプ政権の関係は、緊張感に満ちた状態でスタートしそうだ。

FRBが1年ぶりの利上げに踏み切った理由を、イエレン議長は「雇用や物価の動向からみて、アメリカ経済の好調は持続すると判断したからだ」と説明している。ところがトランプ次期政権は、5兆ドルにのぼるインフラ投資と減税でさらに経済を刺激しようと考えている。となると、こんどはインフレが心配。だから来年も3回程度の利上げが必要になってきた。この点についてイエレン議長は「財政による景気刺激策は不必要」と明快に答えている。要するに「トランプ政府は余計なことをするな」というわけだ。

イエレン議長は利上げについて「これは経済への信任投票だ」とも述べている。一般的には、利上げの正当性を強調した表現と受け取られているようだ。しかし大型の財政支出で景気を刺激したいトランプ政策と、経済の過熱を心配するFRBの政策と、どちらが正しいのか。結果をみてみろ、と言っているようにも感じられる。

ビジネスマンであるトランプ氏は、もともと高金利を望まない。このため昨年12月から金利を引き上げ始めたFRBの姿勢は、気に入らない。選挙戦中も「イエレン氏は民主党寄り」とか「イエレン氏の再任は見送る」とか、ちらちら不満感を漏らしていた。この点について、イエレン議長は会見のなかで「私はFRBの独立性の強い信奉者だ。任期は全うする」と、トランプ政権の政治介入に先制攻撃を加えている。

                            (続きは明日)

      ≪19日の日経平均 = 下げ -9.55円≫

      ≪20日の日経平均は? 予想 = 上げ


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