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経済なんでも研究会
トランプ経済政策に先手 : FRB (下)
2016-12-21-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ まずは理事の人事でさや当て? = FRBの金融政策は、FOMC(公開市場委員会)によって決定される。現在のメンバーは議長を含めて10人。先週のFOMCでは、政策金利の引き上げが10人全員の賛成によって決定された。たしかにアメリカ経済は好調を持続しているが、こんなことは珍しい。来たるべきトランプ政権との対決に備えて、結束を固めたように見えないこともない。

FOMCのメンバーは本来12人。現在はメンバーとなるべきFRBの理事2人が欠員となっている。この欠員はトランプ大統領によって指名されるから、利上げに反対の人物を送り込んでくる公算がきわめて高い。いまのメンバー10人は、こうした事態に備えて結束を固めたのではないだろうか。

イエレン議長は、利上げに際して「これは経済に対する信任投票だ」と断言した。具体的には来年のアメリカ経済が過熱気味となり、FRBが3回も利上げを実施するようなら、イエレン議長の勝ちに。景気の回復が続かず、利上げどころではないという状態に陥れば負けになる。信任投票の結果は、雇用や物価など景気動向が握っているわけだ。

ここで気になるのは、ドル高の行くえだろう。金利上昇でドル高が進めば、アメリカの輸出は抑制され、物価は上がる。また新興国の経済が圧迫され、このことがアメリカ経済にも悪影響を及ぼす。こうした状態に陥れば、利上げどころではなくなってFRBには批判が集中するかもしれない。トランプ対イエレンの勝負は、ドル相場が決めることになりそうだ。

     ≪20日の日経平均 = 上げ +102.93円≫

     ≪21日の日経平均は? 予想 = 上げ≫ 


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