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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- マイナス金利政策の功罪 ②
2017-01-14-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 名前の付け方が悪かった = 中央銀行が行う金融政策は、金利の操作と通貨供給量の調節が二本柱だ。景気が悪いときには金利を下げ、通貨の供給量を増やす。景気が過熱気味になると、逆に金利を上げたり通貨の供給量を絞る。日本経済は1980年代のバブル崩壊以降、不調が続いていた。このため日銀は政策金利を下げ続け、99年にはとうとうゼロ金利になってしまった。

もう金利は下げられない。それなら通貨の供給量を増やそう。増やすなら一気に2倍にしてしまえ。そういう考え方から生まれたのが、13年4月の異次元緩和だった。ところが景気は一向によくならない。そのため16年1月になると、日銀は奇策とも言える新政策を導入した。それが「マイナス金利政策」である。

こうみてくると、マイナス金利というのは「ゼロまで下がった金利をさらに下げることだ」と受け取られやすい。たとえばゼロ%近くまで下がっている預金金利はマイナスになる。つまり預金をすれば利子が付くどころか、逆に利子を取られることになるという誤解を生んだ。だがマイナス金利政策というのは、全く違う内容のもの。名前の付け方が悪かった。

銀行などの金融機関は通常、日銀の当座預金口座におカネを預けている。金融機関同士の貸し借りを決済するのに必要だからだ。日銀はこの当座預金に0.1%の金利を付けているが、その当座預金の一部には金利を付けず、逆に0.1%の手数料を取ることになった。これがマイナス金利政策の正体である。日銀はなぜ、こんなことをしたのだろうか。

                             (続きは来週サタデー)

      ≪13日の日経平均 = 上げ +152.58円≫

      【今週の日経平均予想 = 3勝1敗】   


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