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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 孫に聞かせる経済の話 (改訂版)
2017-01-15-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第12章 デフレって、なんだろう? ⑩

◇ 日本は珍しい国 = 日本の物価は21世紀に入ってから、06-08年を除いて下がり続けています。こんな国は世界でも珍しい。よその主要国では、物価が上がっているのです。ですからデフレで苦しんでいるのは日本だけ。そのことを証明するために、主要国の物価を調べてみましょう。

昨年11月の消費者物価を、前年の水準と比べてみました。日本は生鮮食品を除くと0.4%の下落となっています。アメリカは1.7%の上昇、イギリスも1.2%の上昇でした。ユーロ圏の国々はイギリスのEU離脱で、いま不安定な状況です。それでもドイツは0.8%、フランスは0.5%、イタリアも0.1%の上昇でした。また中国は2.3%、韓国も1.3%の上昇となっています。

安倍内閣と日銀はデフレを退治するために「2%の物価上昇」を、政策の目標にしていますね。実はアメリカやイギリスの中央銀行も「物価2%」を、金融政策の目標に掲げています。しかし日本とは全く違って、物価の上昇を2%以内に収めること、つまりインフレを抑えることが目標なのです。

ですから日本のように、財政や金融政策を総動員して物価を上げようとする国はありません。物価を2%上昇させることができるのかどうか。物価が2%上昇したら、景気はよくなるのかどうか。物価が2%を超えて上昇し、インフレにならないかどうか。世界中の国が、日本の“実験”を見詰めているところです。


                                 (続きは来週日曜日)

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