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経済なんでも研究会
世界的なカネ余り : 日本は素通り? (上)
2007-10-11-Thu  CATEGORY: 政治・経済
かつてない大きさの過剰流動性が、世界的に発生している。中東のオイルマネーに加えて、中国やアジア諸国、それに南アメリカの国々からも、大量の資金が湧き出している。流入先は株式、為替、商品市場。不動産や美術品。企業買収。しかも目まぐるしく飛び交っているのが、大きな特徴だ。

ニューヨーク市場の原油価格が9月末、1バーレル=84ドルの最高値を記録した。原油の需要が増大していることは確かだが、投機資金の流入が主たる原因。金相場も1トロイオンス=747ドルまで上がったが、これも投機による買い。銅やニッケルなどの非鉄金属、レアメタル、小麦から大豆、とうもろこしに至るまで、投機資金は多くの商品相場を歴史的な水準に押し上げている。

中東産油国のオイルマネーは、原油価格の高騰で増殖を続けている。アラブ首長国連邦のドバイ取引所は、ロンドン証券取引所と米ナスダックの大株主になった。ニューヨークの高級衣料品店バーニーズを買収したのも、ドバイの会社だ。またアブダビは日本のコスモ石油の筆頭株主に。外貨準備1兆2000億ドルの中国はアメリカのファンドに出資、その運用を開始した。さらに非鉄ブームに沸く南米諸国からも、投機資金が噴出している。

これらの投機資金がどれほどあるのかは、よく判らない。その大半は、ヘッジファンドに流れ込んでいるとみられている。BIS(国際決済銀行)の調査によると、ヘッジファンドの総資産は5月時点の推計で1兆6000億ドル(約195兆円)。1999年の5倍強に膨らんでいる。ヘッジファンドの数も、世界で9000を超えた。

    ≪10日の日経平均 = 上げ +17.99円≫

    ≪11日の日経平均は? 予想=下げ

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