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経済なんでも研究会
サタデー自習室 -- マイナス金利政策の功罪 ⑤
2017-02-04-Sat  CATEGORY: 政治・経済
◇ 1年間の功罪を徹底検証 = 日銀がマイナス金利政策を導入してから、ちょうど1年が経過した。この間、マイナス金利政策は日本経済の広範な分野に、さまざまな影響を及ぼしている。恩恵を受けた部門もあったが、痛手を蒙った企業や個人も少なくない。この際、マイナス金利政策の功罪を徹底的に調べてみよう。

まずはマイナス金利政策の恩恵を受けた部門から。昨年1月にマイナス金利政策が始まった途端、顕著に表れた現象は全般的な金利水準の低下だった。たとえば最も標準的な10年もの国債の金利でみると、昨年9月にはマイナス0.08%にまで下がっている。このため、この金利と連動して設定される住宅ローン金利は、10年固定型で昨年1月の1.3%から8月には0.5%に低下した。

金利が下がれば、借り手は増える。たとえば主要8行に対する住宅ローンの申し込みは昨年3月に8万件と、通常の2倍に膨れ上がった。この近辺でローンを借りた人は、明らかにマイナス金利政策の恩恵を享受している。また借り換えをした人も多く、なかには100万円から300万円も負担を軽減できたケースもあったという。

不動産を購入するための融資も急増した。日銀の調査によると、昨年4-9月期の新規融資額は5兆9000億円。前年比で16.8%の増加だった。法人ではREIT(不動産投資信託)向け、個人は家賃収入を目指したマンション購入が圧倒的に多い。不動産市場にとっては大きなプラス要因になっているが、バブルを警戒する声も高まっている。

                                  (続きは来週サタデー)

      ≪3日の日経平均 = 上げ +3.62円≫

      【今週の日経平均予想 = 3勝2敗】   


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