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経済なんでも研究会
世界的なカネ余り : 日本は素通り? (下)
2007-10-12-Fri  CATEGORY: 政治・経済
投機資金はもちろん、世界の株式市場にも流れ込んでいる。国際取引所連盟によると、世界の取引所の売買代金合計額は1-8月で66兆4000億ドル。過去最高だった昨年の額にほぼ並んだ。株価も大幅に上昇。日本経済新聞の集計によると、1-9月は世界の主要20市場のうち18市場が値上がりした。

最大の値上がりは、中国で104.5%の上昇。次いで韓国が35.6%、香港が33.6%の上昇を記録した。先進国でもドイツが17.7%、アメリカ11.4%、イギリス2.5%の上昇などとなっている。ところが肝心の日本は3.3%の下落で、20市場中なんと19番目の成績に終わっている。

財務省の発表によると、1-6月はまだ外国人の対日株式投資は活発だった。買い越し額は6兆5600億円。売買シェアも59%に達している。それが7-9月になると、一転して1兆1200億円の売り越しに。特に8月は1兆2700億円と、過去最大の月間売り越し額を記録した。外国為替の取り引き高でも、東京はシェアを落としつつある。世界を駆け巡る過剰流動性は、このところ日本市場を敬遠気味なのである。

たしかに8月はサブプライム問題で、各市場は混乱した。しかし日本以外は、素早く立ち直っている。9月には安倍首相の突然の退場があった。しかし福田内閣になっても、外国人の売り越し基調は続いている。最大の原因は、日本経済の先行き不安なのではないだろうか。輸出だけに頼っている低成長国家。まだデフレ脱出宣言もできないでいる国。外国の投資家は、日本をこんなふうに見ているように思われる。

    ≪11日の日経平均 = 上げ +281.09円≫

    ≪12日の日経平均は? 予想=下げ

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