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経済なんでも研究会
取り残される日本 : デフレ脱却 (上)
2017-03-22-Wed  CATEGORY: 政治・経済
◇ ユーロ圏も利上げの方向 = ECB(ヨーロッパ中央銀行)のドラギ総裁は先週の記者会見で「デフレのリスクはおおむね消え去った」と発言した。このニュースは、なぜか日本ではあまり報道されていない。しかし欧米の市場では「そう遠くないうちに、ECBが金融政策の舵を利上げに切り替えるための布石」だとみて関心を寄せている。

ユーロ圏も長らく経済の不振に悩まされ、ECBは政策金利を下げ続けてきた。市中銀行がECBに置く当座預金については、12年7月にゼロ金利。14年6月にはマイナス金利、現在はマイナス0.4%の金利が適用されている。それを遠からずプラス金利に修正して行こうというのが、ドラギ発言の真意だろうと考えられているわけだ。

周知のようにアメリカのFRBは、すでに政策金利の引き上げに着手。一昨年12月と昨年12月、さらに先週も3回目の利上げに踏み切っている。ここでECBも利上げの方向に政策の舵を切り替えると、主要な先進国で取り残される形になるのは日本だ。黒田日銀総裁は利上げどころか、いまだに「マイナス金利の深掘りも辞さない」と言っている。

こうした中央銀行の姿勢の違いは、それぞれの景気状況の差異によって生じている。たとえばIMF(国際通貨基金)が発表した成長率予測をみても、アメリカは17年が2.30%、18年が2.50%となっている。またユーロ圏は17年も18年も1.60%だ。これに対して、日本は17年が0.80%、18年が0.50%と際立って低い。しかも17年より18年の方が低くなると予測されているのは、日本だけである。

                                (続きは明日)

      ≪21日の日経平均 = 下げ -65.71円≫

      ≪22日の日経平均は? = 下げ


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