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経済なんでも研究会
中国、バブル経済に大ナタ? (下)
2007-10-18-Thu  CATEGORY: 政治・経済
中国経済がバブル化した原因は3つ。巨額の貿易黒字、海外からの直接投資、それに人民銀行による元売り介入。このうち貿易黒字だけをみても、その拡大ぶりはすさまじい。ことし1-9月の黒字は1856億ドル(約21兆8000億円)。すでに過去最大だった昨年の1775億ドルを上回った。国内の通貨供給量は最近20%に近い伸び。これが資産バブルを発生させた。

中国政府も、これまで手をこまぬいてきたわけではない。ことしになって基準金利を5回引き上げ、1年もの貸し出し金利は7.29%に。預金準備率は8回も引き上げ、13.0%になった。また特別国債を発行して市中の流動性を吸収したり、株式の売買に必要な印紙税も引き上げた。さらに不動産や鉄鋼への銀行融資に対する窓口規制も実施している。

しかし効果は全く出ていない。都市部では、1-8月の建設・設備投資が前年比26.7%増加した。8月の消費者物価は前年比6.5%上昇と、11年ぶりの高い伸び。株価にいたっては、上海総合指数が共産党大会が開幕した直後に6000を突破。その上昇率は、年初来じつに230%という信じられない大きさになっている。

これまでの中国政府の対策が有効に働かなかったのは、バブルの勢いに比べて対策が弱すぎたからに他ならない。共産党大会で胡総書記が「科学的発展観」の路線を明示したからには、面子にかけても対策を強化するにちがいない。その引き締め政策がいつ、どの程度の強さで打ち出されるのか。元の意図的な切り上げにまで踏み切るのか。大会が終了する22日以後の変化が、きわめて注目される。

    ≪17日の日経平均 = 下げ -182.61円≫

    ≪18日の日経平均は? 予想=上げ

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