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経済なんでも研究会
100ドルをうかがう 原油価格
2007-10-19-Fri  CATEGORY: 政治・経済
ニューヨーク取引所で17日、WTI(テキサス産軽質油)の先物相場が一時1バレル=89ドル台に乗せた。トルコ軍がイラン北部への越境攻撃を計画しているというニュースが、この日の相場を押し上げた。東京市場でも、ドバイ原油の先物が1キロ・リットル=5万7340円の新高値を付けている。年初からの値上がり率は90%に近い。

最近の原油値上がりには、大きな2つの特色がある。1つは価格の急騰を招くような大事件がないにもかかわらず。もう1つは不需要期にも上昇傾向が続いたこと。たとえば05年はアメリカ南部が猛烈なハリケーンに襲われた。06年はイスラエルのレバノン攻撃があった。しかし、ことしはそんな大事件がまだない。また例年なら夏の需要期をすぎると、原油価格は下がっていた。しかし、ことしは下がらないままに、冬の需要期を迎えてしまう。

中国やインドなど新興国による原油需要が、増大していることは確かだ。アメリカの製油所が設備の老朽化で、操業率を落としていることも確かだ。OPEC(石油輸出国機構)が生産を調整気味にしていることも、確かである。でも、それだけでは最近の原油値上がりは説明できない。

原油価格を押し上げている主犯は、投機資金である。ヘッジファンド、年金基金、投資銀行などの過剰資金が、石油市場に流れ込み、相場を引き上げている。アメリカの利下げ、ドル安、証券化商品からの逃避が、この勢いを加速させた。関係者の間では、90ドルへの上昇は必至との見方が強い。やがて100ドルの世界も、やってくるのでは。

    ≪18日の日経平均 = 上げ +150.78円≫

    ≪19日の日経平均は? 予想=下げ

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