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経済なんでも研究会
小学校にお願いしたら : 保育所不足
2017-05-12-Fri  CATEGORY: 政治・経済
◇ 1教室を空けてもらえないか = 保育所に入れず、順番待ちをしている待機児童の数が減らない。厚生労働省の調査によると、その人数は昨年4月時点で2万3553人。都道府県別では、東京都の8466人が突出している。その東京都のなかでも、いちばん多いのが世田谷区で8466人の待機児童を抱えていた。いまでも人口の増加が続いている世田谷区は、全国でも有数の激戦区だろう。

その世田谷区には、区立の小学校が63校ある。人口が23区でもトップだから、学校の数も多い。小学校の生徒数も、ここ4年間で2600人ほど増えている。しかし1クラス当たりの生徒数は、少ない学校で21.8人。多いところでも36.2人だ。1クラスの生徒数は、少ない方がいいに決まっている。だが1クラスの生徒数を2-3人増やすことで、なんとか教室を1つ空けてもらえないものだろうか。そこに保育所を併設する。

人口減少・少子化の波は、こうした激戦区にも間もなく押し寄せる。現に世田谷区の場合も、幼稚園の数はもう減り始めている。小学生の数もやがて減るだろう。そのときは保育所だけでなく、小学校の一部を高齢者向けの施設としても開放する。いまから、そういう体制作りを始めておくことは、世田谷区にとってもマイナスではないだろう。

世田谷区の小学校は、すべて耐震工事を終えている。小学校の構内ならば、警備もしやすい。小学生と乳幼児の触れ合いが生まれるかもしれない。近隣の住民から「声がうるさい」と苦情がくることもなさそうだ。問題は小学校が文部科学省、保育所が厚生労働省の管轄にあること。この両省が、この問題で話し合ったことはあるのだろうか。

      ≪11日の日経平均 = 上げ +61.46円≫

      ≪12日の日経平均は? 予想 = 下げ


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