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経済なんでも研究会
サンデー実験室 = 孫に聞かせる経済の話 (改訂版)
2017-05-21-Sun  CATEGORY: 政治・経済
第14章 景気対策って、なんだろう? ③

◇ 金融面では利下げと量的拡大 = 金融面からの景気対策は、日本銀行が実施します。その手法は大きく分けて、金利の引き下げと量的な緩和の2つ。いずれも日銀が決めればすぐに実行できるので、時間がかかりません。原則として国会の承認が必要な財政面からの景気対策に比べれば、スピードという点ではかなり優れています。

日銀は短期の金融市場に介入し、おカネを供給して金利を引き下げます。すると金融機関がこの市場で調達する資金の金利が下がり、貸出金利などの短期金利が一斉に下がります。貸出金利が下がると企業や個人の借り入れが増え、このおカネが設備投資や消費に回って景気がよくなる。これが利下げの景気浮揚効果です。

量的な金融緩和は、日銀が市場から国債や株式などを買い入れ、その代金が市中に出回るようにします。おカネがたくさん流通しますから、やはり設備投資や消費が活発になると期待されるわけです。いま日銀はデフレ退治に懸命となっており、金利の引き下げと量的緩和の両方を同時に実行しています。

金融政策を決定するのは、日銀の政策委員会です。総裁と2人の副総裁、それに6人の審議委員で構成され、通常は月に1度のペースで開く政策決定会合で、金融政策を決定しています。呼び名や構成人数は異なりますが、アメリカやヨーロッパ諸国の中央銀行も同じような組織です。  

                              (続きは来週日曜日)               

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